NAB Show 2018 会場から、個人的気になるアイテムメモ 〜LEICA〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
NAB 2018 も終盤。ということで、気になる機材メモ、LEICA 編です。
まだ発売前のテスト機ですが、大注目の大イメージサークルのライカシネマレンズ THALIA (タリア、サリアなどと発音される) がやはり人気であります。
ほら、ここに注目ですよ〜〜。このレンズ、なんとマクロ域 (1:2) を持ってる独特の機構がなんともマニアックで面白いです。マクロ域のメモリがオレンジ色になっており、文字もエングレービング加工とあって、かなりこだわった作り。
こんなお写真でスミマセン、、、シャンパンを頂きつつ、レンズ機構についてお聞きしている時の一コマ。シャンパンはさておき、、背景に写っているイメージサークルの図。
フル35mmのイメージサークルが約36mmなのに対して、THALIA は背景の図で言うところの最外周になる約60mmのイメージサークルを持っているのであります。ALEXA 65のセンサーサイズに合うビッグなイメージサークルな訳です。
発売は今年内とのことで、はじめはプライムレンズの何本かのセット売りからスタートとのことで、数千万円クラスになりますが。。。
そして、ライカ Mレンズをシネマレンズ化してしまった M 0.8 シリーズ。こちらはすでにデリバリーも開始され、日本でも即納可能だとのこと!!
このレンズ、中身はいわゆる ズミルックスやノクチルックスなわけですが、絞り機構のデクリックがされており、0.8ピッチのギアリンクが装備されています。そして、マニアックな情報ではありますが、光学系においては、通常のMレンズよりも厳しい基準が設けられておりまして、映りも実は精度や個体差がかなりよりすぐられている、ということでありました。
LEICA のシネマレンズ部門は、「CWゾンダーオプティック」という名になってまして、やや流通ルートが異なります。が、通常のLEICA SHOP でも手配はできるようです。
気になる方、一度試して見られてはいかがでしょう?
それでは、また!