santosのカメラ・機材日記

santos のカメラ日記です。不定期更新ですが、マイペースで書いてます。

SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.15 〜そもそもα7RⅢは仕事に使える? 根本的な業務機材の資質考1 信頼性について〜

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皆さま、こんにちは。Santosです。

 

長かったカスタムキー関連の記事、「もうそんなのは飽きたんだよ!もういいよ、長々と!」と自問自答しつつ、ようやく次のテーマへ進もうと思います。

 

さて「仕事で撮影をする」という時に機材考として大切にしている事は沢山ありますが、その中でも大切にすべきはこんなところでしょうか。

 

1.本体が丈夫であること→信頼性
2.メーカーの経営基盤が盤石であること
3.運用時にバッテリーが持つこと

 

結論として、1.については、そもそもこれまでのα7系は決して丈夫とは言えない、、というのが率直な印象ではありますが、、α9、α7RⅢについてはだいぶマシになってきた、という感触があります。言い換えれば、信頼感がようやく出てきた、というステージです。→(メーカーさん、ごめんね、率直な感想で。。。)

 

そもそも機材を手荒く扱うなんてことはしてはいけません。たまに「業務機材は荒く使っても壊れないものを言うんだ、荒くて当然」というカメラマンさんをお見かけします。うーん、ワタクシ個人的にはそれは、それは「NO」です。よって「機材を適切に扱いながらもすぐに壊れてしまうのは厳しい」という目線で見てます。

 

α7RⅢになってからは、例えばマウント部の剛性強化やボディー外装の作りが改善されたことが使っていると手から伝わってきます。1kg程度であれば、マウントはしっかりとホールドしてくれているなと感じます(α7RⅡでは、、、心もとなかった。α7Sでは、、、何もいうまい。。。)。

 

また、物理的な破損だけではなく、電子的要因、つまりフリーズやハングアップ、という点についてですが、昨今はファームウエアでの改善である程度はカバーされる時代にもなってきました。

 

ちなみに、SONYの場合、ファーストロットについてはやや懐疑的にみてるのは事実です。Ver1.00 というバージョンは正直なところ、怖い。。。よって、少なくとも Ver1.10などになってくれたあたりで本番へ投入にしてます。ver1.00のようなファーストロットで、どのような馬具があるかを確認しておくのは大切なので、そうした情報は取るようにしています。

 

まあ、それでも海外勢に比べて電子周りの信頼性はトップレベルだな、という認識は変わりません。ちなみに、α9はファーストロットを使っていた経緯がありますが、その時に経験したのは、メタボーンズの電子接点付きマウントにEFレンズを装着したときに、よくフリーズを起こしていました。メーカー的には保証外の運用ですが、ファームアップでver 1.10 にて、そのあたりもなぜか改善されていた経験があります。

 

2.については、まあ何も言うことはないです。少なくとも1年後にいなくなってる、ということはなさそうです(その前に自分の心配しろよ、です)。 

 

ということで、信頼性をテーマに語ってみました。次回は3.バッテリー考について語ってみたいと思います。

 

 

2018/3/25 追記

α7RⅢをベースに書いてますが、この内容、3/20に発売されたベーシックモデルの α7Ⅲ でも参考になるかと思います。ちなみに、α7Ⅲはこの記事を書いている段階での流通分はおそらくファーストロット、、、ですね、、、