santosのカメラ・機材日記

santos のカメラ日記です。不定期更新ですが、マイペースで書いてます。

SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.34 〜 今更聞けない PP ピクチャープロファイル  基本その5〜

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皆さま、こんにちは。Santos です。

 

「今更聞けない PP ピクチャープロファイル 」基本その5 ということで、その4からの続きです。

 

 

 今回もこのグラフを使うので再度転載します。

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SONY社技術資料より転載です)

 

 

 

それでは、今回は α7RⅢ でのカラーモード(色域のこと)の一覧を見ていきます。

 

カラーモード

Movie

ガンマが[Movie]のときに適した色合い (ピクチャープロファイルを使用しないときの、動画用の標準の色再現)。

Still

ガンマが[Still]のときに適した色合い (ピクチャープロファイルを使用しないときの、静止画用の標準の色再現)。

Cinema

ガンマが[Cine1]、[Cine2]のときに適した色合い。

Pro

ソニー放送用カメラの標準画質に近い色合い([ガンマ]の[ITU709]と組み合わせた場合)。

ITU709マトリックス

ITU709相当の色合い([ガンマ]の[ITU709]と組み合わせた場合)。

白黒

彩度を0にし、白黒で撮影する。

S-Gamut

[ガンマ]が[S-Log2]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。

S-Gamut3.Cine

[ガンマ]が[S-Log3]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。
[S-Gamut3]よりも実用的な範囲に色域を抑え、使いやすさを重視した設定です。広色域な[S-Gamut3]が必要でない場合にはこの設定をおすすめします。

S-Gamut3

[ガンマ]が[S-Log3]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。
[S-Gamut3.Cine]よりも広色域な設定です。BT.2020などの広色域なフォーマットに変換する場合に適しています。お使いのカメラによっては、[S-Gamut3]で表現できる全色域を表現できないことがあります。

BT.2020

HDR撮影用のカラーモード。 [ガンマ]で[HLG][HLG1][HLG2][HLG3]を選択したときの標準的な色合い。 HDRの規格であるITU-R BT.2100相当の色域仕様。上記ガンマカーブを選択したときのみ選択可能。[BT.2020]選択時、カメラの仕様によって、カラーバーは正しく出力されない場合があります。

709

HDR撮影用のカラーモード。 [ガンマ]で[HLG][HLG1][HLG2][HLG3]を選択して、HDTV形式(BT.709)の色で記録する場合の色合い。上記ガンマカーブを選択したときのみ選択可能。

 

上の表はSONYさんの公式の資料からの転載です。

 

これを見ると、カラーモードでは各種のカラースペースが用意されていて、ガンマカーブとの組み合わせは自由にできるようになっていることがわかります。

 

ここで「カラーモード」なんていう名前にするからわかりにくいんや!と個人的には言いたいのですが、、、「カラースペース」とか「色域」とかにしてくれたらいいのにね、と個人的には思うところ。。ですが、これはですね、これまでの業務用カメラに搭載されているピクチャープロファイルの時代から使われていた言葉で、その流れを汲んでカラーモードという言葉が使われているものと思われます。

 

このガンマカーブの時にはこのカラースペースがおすすめよ、という書き方がされているのは、ガンマカーブが輝度を定義していて、カラーモードが色域を定義しているからであります。理屈上での「輝度と色域を分けて考えるのよ」という事に見事に対応しているわけで、ピクチャープロファイル機能がまさにプロのためのものだ、ということを示していると感じます。この記事を書いている2018年3月時点では、この設定方法というのは非常に合理的だなと思うわけです。

 

まあ、要するに、SONY社から言わせれば「ピクチャープロファイルを使いこなすからには、これぐらいは理解しておいてね」というメッセージのようにも思ったりいたしますw

 

こんなのが市販カメラに乗ってしまっているわけで、それこそ コンデジのRX100M5などでも使えたりするわけなので、驚きであります。

 

ちなみに、この状況がやはりややこしいよね、となったのかどうかわかりませんがw、、、2016年7月に、HDRの国際規格「ITU-R BT.2100」が新たに制定されました。(ここで規定されてるガンマカーブはまた新たなガンマカーブになってますので、これにも注意が必要なんですけどもね。。ややこしい!!)

 

これにより、HDR作品撮りの設定はよりシンプルにできるようになってくるんだろうね、と思うわけです。これから先に発売される新機種にはこうした新規規格がそのうち乗ってくるのかあと推測してます。

 

さて、ピクチャープロファイルの話に軌道修正しましょう。

 

ピクチャープロファイルを勉強していくと、途中でどんどん泥沼にはまるような感覚になってきます。それは、このx,y,による色表現と、H,L,S の色表現の概念が混じっているからではないかとワタクシは考えています。

 

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(こちらもSONY社の技術資料より転載です)

 

はい、こちらも色概念の図です。

 

こちらは、Hue( ヒュー / 色相 )、Saturation(サーチュレイション / 彩度また は飽和度)、Luminance(ルミナンス / 輝度)による3つの軸による色空間の概念図です。

 

色空間の表現方法には幾つもの表現方法があり、加色法もあれば減色法もあり、例えば、RGB、CMY (K)、Lab、などもよく利用される表現法であり、xyzもHSLもその一つと考えて良いかと思います。

 

 

 

ピクチャープロファイルを理解する上では、カラーモードでの定義色領域については x,y のグラフで理解して、各種ガンマカーブのカスタマイズにはこのHSLの色表現で理解すると良い、と思います。

 

各論点によって、どの色表現が適しているか、ということで表現法を使い分けている、ということであります。

 

長々と、、、長文になりましたが、、、これでもかなりはしょっての解説でございまして、、、まずはこれが腑に落ちるまで繰り返し頭の中を整理していただければ、、、色調整への基礎体力がついてくるかとおもいます。

 

それでは、次回こそはkneeについてお話しいたしましょう。それでは、ごきげんよう

 

 

 

 ●補足:ガモットという言葉

ガモットという言葉もよく出てきます。これについてちょっとだけ補足いたします。

色域(カラースペース)とガモットの違いについてですが、こう考えてください。

色域とは、色空間全体のことを指すのに対して、各デバイスが表現可能な色の領域のことをガモットと呼びます。

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例えば、この図の左のグラフで言うと、これは3つの三角形がカラースペースを表現しています。このカラースペースというのは「理論値」であって、このカラースペースを各デバイス(たとえばモニターやテレビ)が100%表示しきれるわけではなく、各モニター特有の表示できる色領域というものが別に存在するわけです。その各デバイスに特有の色表現可能空間のことを「ガモット」とよんでいます。

 

似通っているため、混同して普通なのですが、、、このようにカラースペース、とガモットというのが業界的には使い分けられているので知っておくとよいかと思います。

 

SONY α7Ⅲ ベーシックモデル、大人気のようですね〜

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皆さま、こんにちは。Santosです。

 

今日と明日の2日間、代休ということで休暇を取っています。ということで、休日バージョンでのブログ更新です。→あまり頑張ってない記事ってことですがw

 

SONY の新カメラ α7Ⅲ ベーシックモデルが 2018年3月23日に発売され、周りでも注目度がかなり高いモデルになってます。

 

発売されて数日ですが、あちらこちらで在庫切れ。なかなかの勢いを感じます。

 

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今年の2月に行われた CP+ 2018 の会場で事前に見てきましたが、話題性で言えばトップクラスの注目度があるなと感じていました。リリース後の動きを見ていると、改めてこの機種の人気ぶりが凄いことになっているな、と。

 

周りでもα7Ⅲをすでに購入したプロの方達もたくさんいまして。「俺は買わないかなあ〜」とおっしゃってた方も買ってたりしてですねw

 

発売直後の現在、おおむね最安値で ボディー価格が 22万円台。

 

kakaku.com

kakaku.com

 

α7RⅢの価格は、リリースされた 2017年11月でおおむね36万程度からスタートして4ヶ月ほどで約3万円の値下がり。α7Ⅲのリリースの影響は少なからずあるんだろうな、という推移。

 

今はまだα7Ⅲもファーストロットにて個人的にはしばらく待ち。

 

特に急いで導入しないといけないという状況でもないので、半年ぐらいして一通りファーム関係も落ち着いたらサブ機に導入してみてもいいかな、という雰囲気で見ております。

 

今の推移からすると、半年後には20万程度になってそう、ということで昨今よく言われる「必要になった時が買い時」という鉄則にあてはまるな、と。

 

販売店さんに聞いてみたとこと、今回の動きはこれまでのα7RⅢの時とはちょっと違うようで、Canonなどからのシステム変更での購入や、初めての一眼ミラーレスでの購入、といった方々が多い傾向、というコメント。

 

ということで、市場勢力図がちょっとづつ変化してきているということなんでしょうかね。そして、Canon EOS系へのもたつき感を感じているユーザーがそれなりに多いのかな、とも。。。

 

 休日の朝からこんなことを考える Santos なのでした。ではでは。

 

SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.33 〜 今更聞けない PP ピクチャープロファイル  基本その4〜

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皆さま、こんにちは。Santos です。

 

「今更聞けない PP ピクチャープロファイル 」基本その4 では、前回のガンマカーブから関連して、輝度と色域、について理解を深めたいと思います。これに関連して、少しだけHDR、BT.2020、BT.2100 、HLG、HSL にも触れていきます。

 

前回終わりで「次回はKneeポイントについて言及する」とアナウンスをしていましたが、その前に輝度と色域について触れておく方が理解がしやすいかなと思いまして。

 

前後してすみません。

 

また、書いていくと内容的にかなりボリューミーになったので、2回にわけてお届けします。

 

ということで、輝度、色域(カラースペース)についてのお話です。

 

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SONY社技術資料より転載です)

 

はい、カラースペースと、カラーボリュームについての概念図をSONYさんの技術資料より引っ張ってきました。これがカラースペース、色域ってやつです!!

 

見たことありますよね、こうゆう図。

この図、昨今ではヨドバシカメラの店頭でもこれがPOPになって置かれてたりもするぐらいポピュラーになりましたよね〜。

 

で、これを見て「ふむふむ、なるほど!」と理解できる方はもうこの回は読まなくても大丈夫っす!!!!!次回をお楽しみに〜。

 

ということで先に進んでいきます。

 

なぜ先に色域について話しておこうと思ったかと言いますと、昨今話題になっている「HDR」の存在があるためです。これが非常に紛らわしいことでして、色域とHDRというのは分けて考える必要があったりします。ということでちょっとだけHDRについて触れておきます。

 

HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称です。

 

今現在のテレビ放送をイメージすればいいのですが、通常の映像はSDR(スタンダードダイナミックレンジ)と呼ばれています。

 

それに比べてより広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)( = より広い輝度レベル)を表現できる表示技術です。

 

SDRが輝度レベル100%なのに対して、HDRでは1000%に拡張されますよ、というものです。


それに対して色域というものについて、前回補足でBT.709(Rec 709)について補足しましたが、これまでの709に対して新規格をBT.2020と言います。この新しい色域についてはすでに国際基準が策定されてまして、NHKBBCで共同で策定したのがHLGという規格です。これは今のテレビとの互換性を持たせたガンマカーブでして、α7RⅢでサポートしているのもこのHLG方式です。→ガンマカーブのリストの中のHLGという名のカーブがそれにあたります。

 

α7RⅢでは、カラーモードとしては今のテレビで表示可能なBT.709と4Kテレビ用のBT.2020を選択できるようになっています。

 

BT.2020で色域が広がるので、より立体感があり鮮やか映像が楽しめるようになる、というわけです。

 

 上の図の左側のグラフを見てください。緑色の三角がBT.709 つまり、今現在のテレビ放送の色の領域(色域)となりまして、新しい規格のBT.2020 は赤い三角の部分となり、BT.709 にくらべて大きな三角の領域になっているのがわかりますね。よって、色域がBT.2020で拡張されているよ、ということが直感的にわかるわけです。

 

ということで、この図について理解を深めることが、色域の理解につながりますので、ちょっと長文になってしまうかと思いますが、、、

 

 では、この左の図のグラフについてもう少し深掘りしてみましょう。

 

このグラフ、なんとなく「色の範囲を示しているのだな、」というのは見た感じで直感的にわかるかと思うのですが、具体的に何の色の範囲を示しているのか、ということなんです。

 

これは「人間の目が認識できる色の全領域」が色のついている円弧範囲となっています。つまり、色のついた円弧範囲外のグレー部分は不可視光であり、例えば赤外線や紫外線にあたる領域になります。

 

X軸方向には 小文字の 「x」、Y軸方向には小文字の「 y 」が記されていますが、XYZ(Yxy)表色系とよばれる色表現法からきています。これは現在CIE標準表色系として各表色系の基礎となっており、この表現方法は人間の目が持つ特性の3刺激値が根本となってまして、色度図を使って色をYxyの3つの値で表します。


Yが反射率で明度に対応し(ここで言うところのHDRの概念がそれにあてはまる、3次元的に表せばカラーボリュームとなる)、xyが色度になります。無彩色は色度図の中心にあり(これが白色点)、彩度は周辺になるほど高くなります。

 

このあたり、やりだすと終わらないくらいボリューミーなので、参考サイトとしてコニカミノルタ社のサイトを紹介しておきます。以下にリンクをはります。

 

www.konicaminolta.jp

 

ここに非常に詳細な解説が書かれてまして、このページが参考になるかと思います。

 

 

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コニカミノルタ社の解説サイトから抜粋により転載です)

 

人間の目に見えるのは可視光線領域の波長の光です。いわゆる、虹の色の範囲が可視光と考えるとわかりやすいかと思います。光というのは色そのものではありません。

 

「目に光が入ると網膜が刺激され、視感覚を起こす」わけです。

 

目に入ってきた光に目の網膜が刺激を受け、脳が反応することによって初めて「色」という概念でもって認識されるのです。

 

色の全成分(赤・橙・黄…)の中の「赤R」・「緑G」・「青B」の3つの色が一般に、光の三原色 (RGB) と呼ばれています。

 

人間が色を知覚できるのは、この三原色の光にほぼ対応した感覚(センサー となる細胞)が人間の目にあるからと考えられてます。

 

学術的なことはこれぐらいにしましてですね、、、

 

平たく言うと「人間の目の色の見え方の標準はこれだよ」というのがわかっていて、それをベースにしたYxy表現は人間が理解しやすいグラフとして表現されているので、その色表現を使うとわかりやすいよね」ということになり、上記のグラフの表現の仕方がされるようになった、ということであります。

 

よって、個人差は当然ながらあるものの、人間の目が認識できる色全域の中で、なるべく多くの範囲をカバーできれば、現実世界により近づいた映像表現ができることになり、没入感やリアリティーをより感じるようになるわけです。

 

これが 色域 と呼ばれるものの概念です!

 

BT.2020 では、「色域 = 色の鮮やかさ」について拡張されたわけですが、そこには「明るさ」の定義がありません、そこで「HDR」という規格により、明るさについても定義することで「カラーボリューム」ということで立体的な色空間を定義しているということで、上記図の右のグラフがHDRの概念図として示されているわけです。

 

さあ、ややこしくなってきましたね〜。。。

 

ということで、覚えておくことはこの2つです!!

 

  • BT.2020 がより広い色域を定義していて、HDRはより広い明るさ(ダイナミックレンジ)を定義しているので、分けて考えてね。
  • 「4K収録で HDR やりたいぜ!」となったら、カラーモードを BT.2020 にして、ガンマカーブを HDR を選ぶのよ。

 

この2つをまずは覚えておくと良いかと思います。

 

 

 

それでは、続きは次の回にて。

変態カメラシリーズ vol.6 〜レンズ遊び 2015年ごろ〜

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皆さま、こんにちは。Santos です。

 

休日ということで、久々に「過去の変態カメラ」シリーズってことで、お写真さがしてみました。

 

というか、今日は午前がスタジオ収録でつい2時間ほどまえに仕事終わって午後がフリーってだけなんですけども。。

 

ということで、いってみましょう!!

 

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いまからおもえば、これはもはや変態行為だよね、と思える。F55にREDの単焦点300mmなんていうど変態!!よくこんなのやってたなあとおもうw

 

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はい、なにやってんすかねw EOS M2 にEF85mm f1.2 って、けっこう変態領域。でも見慣れてると普通と思えるのが不思議〜〜

 

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車の助手席にカメラ乗せてドライブへ〜〜。って、カメラちゃんがC300 PLマウンドバージョンってのは、お散歩にはやはり変態すかね〜〜w

 

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春はタケノコの季節ですね〜〜

 

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音声さんのステディーカム体験遊びの図。これで外歩いて変態感MAXでしたなあ。懐かしいなあ。

 

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全部CANON純正だけだなあ〜〜。なんだかなあ〜〜。変態!!

 

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アメリカのNABでの変態体験の時のワタクシのお写真出てきた〜〜。プロンプターがついたステディーカムやんけ〜〜。クソ重かったのを思い出したぞ〜〜。

 

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MoVI M5 に乗せるとなんとなく変態感がマシマシなんすけどー。でも、普通か、これは。

 

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ジンバル並べたら、、、やはり変態か、、、

 

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F55にEFレンズはなんだかやはり変態領域なきがするのよね〜〜。こんな現場もあったなあ〜〜

 

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あら、懐かしいお写真〜〜。たべちゃんですやーん。この方は別に普通の方ですよ〜〜、そのはずですよ〜〜w

お手手に中判とマイクロフォーサーズもってこのニンマリ顔が忘れられません。

 

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二刀流だぜ〜〜、的なw

重すぎすよ!!変態!!

 

 ということで、変態カメラシリーズ、いかがでしたでしょうか。

蔵出しお写真、まだまだありそうなので、また気が向いたときにでも続編を書ければとおもいます。

 

晴れやかな 良き休日をお過ごしください〜〜。

 

 

タフな Leica X-U をお供カメラちゃんに畑バーベキューへ

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皆さま、こんにちは。Santosです。

 休日バージョンにてお送りします。

 

 今日はお友達の畑にお邪魔して、バーベキューに。

毎年恒例となっております〜〜。

 

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外で食べるバーベキュー、最高にウマし!!

そして、日頃の雑踏から離れてマッタリと過ごせまして、すごく癒されます。

 

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 採れたて野菜も焼き焼きできて、お酒も進むわけでございます!

 

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スローな時間が過ぎて行きました。

 

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Leica X-U はシンプル機能なコンパクトカメラで本体にはWiFi機能もないわけですが、FlashAirにファームベースで対応してます。よって、メニュー内からFlashAirのオンオフができ、快適にiPhoneへも素材吸い上げが出来ます。

 

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スペック的には基本的に Leica X と同じで一世代前のCMOSセンサーなわけですが、これがなかなかいい雰囲気持ってまして、f1.7 のズミクロンと相まってお気軽スナップでもわりと攻めれます。

 

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そして、X-Uは15mまで潜って使える水中カメラなので、泥や砂ボコリを何ら気にせずガンガン使えます。使い終わったら丸洗いして陰干しすれば良いのであります。

 

こうしたアウトドアシーンでは、カメラに気を使うのが普通となってる身からすれば、何と開放的で気持ちいいことか!!!

それでいてLeicaカラーで撮れるわけなのでこんなに楽しいカメラは他にないのではないか、とも思ってしまう次第なのであります。

 

世界的に見ても唯一無地ニな Leica X-U 。究極のアクションカメラの1つとも言えるかもしれません。

 

SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.32 〜 今更聞けない PP ピクチャープロファイル  基本その3〜

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皆さま、こんにちは。Santos です。

 

「今更聞けない PP ピクチャープロファイル 」第3回は、ガンマカーブについてい考えたいと思います。今回は、SONY公式資料を咀嚼して理解を進めていきますので、何やら図が出てきますw 文字ばっかりよりはマシかなとw

 

さて、ガンマカーブ、このようなグラフを見たことがあるかと思います。

 

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こちらはSONYの技術資料より転載いたしました。

 

ガンマカーブとは、入力信号レベル(上記グラフでいうところのX軸、横軸)と、出力信号レベル(Y軸、縦軸です)の関係を表したものです。その特性を定めた数々のガンマカーブが提供されている、ということですね。

 

入力信号とは被写体や元の映像がもつ光の量で、出力信号とはカメラが出力する映像の信号量と言えます。

 

これを聞いて?????となる方、多いのではないでしょうか。

 

このような面倒臭いことをなぜしなければならないのか、ということです。ストレートに直線でいいじゃねーか!!と。

 

ですが、世の中、そう単純ではないのですよね。日本の映像文化の土台になっているのはテレビ放送であり、この歴史的背景が強く影響しているわけです。

 

上のグラフの中に「CRT Gamma 2.2」という表記があります。これは何かというと、ブラウン菅の表示特性を示しているんです!!

 

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SONYプロフィールプロ 名機でしたね〜。)

 

今や液晶や有機ELが当たり前な世の中なのですが、テレビ放送の基準というのは「ブラウン管」の時代に策定されたものであります。よって、映像の世界ではその名残が今でもあり、市販されている液晶テレビなどは「ブラウン管の表示特性を擬似的にシミュレーションする回路」を持っており、基本的にブラウン管と同じ表示特性になっているのです。

 

まず「映像信号として数値的に忠実に映像再現」する場合、入力信号に対して出力信号が直線的に比例していればよいわけです。

 

モニターは入力信号に対する出力信号が上の図のような「CRT Gamma 2.2」のような曲線になっています。これがモニターのガンマカーブです。

 

一方でカメラが持つビデオガンマカーブは、この曲線の逆の特性を持った形になっています。これにより、カメラとモニターの特性が相殺され、元の被写体の像を再現して表示することができます。

 

これがガンマカーブの正体です。

 

ここで「数値に忠実に」表現するだけならば上記のビデオガンマでいいわけですが、このカーブ特性を微調整してやると、入力と出力に強弱がつき、表示特性というものをもたせることができるわけです。

 

 α7RⅢに搭載されているガンマカーブを含め、現状でSONYから提供されているガンマカーブの一覧を見てみたいと思います。SONY 公式での解説を見てみましょう。

 

Movie

動画用の標準ガンマカーブ。

Still

静止画用の標準ガンマカーブ。

Cine1

暗部のコントラストをなだらかにし、かつ明部の階調変化をはっきりさせて、落ち着いた調子の映像にする(HG4609G33相当)。

具体的には、反射率18%のグレー(標準基準グレー)をビデオ出力33%になるように露出を合わせた場合に、460%のダイナミックレンジが得られるガンマカーブ。最大ビデオ出力は109%。

グレーディングなしでも使用可能だが、なめらかな階調特性を持っているため、撮影後のグレーディングで画作りを完成させることもできる。

Cine2

[Cine1]とほぼ同様の効果が得られるが、編集などでビデオ信号100%以内で扱いたいときに選択(HG4600G30相当)。反射率18%のグレーをビデオ出力30%になるように露出を合わせた場合に、460%のダイナミックレンジが得られるガンマカーブ。最大ビデオ出力は100%となる。

Cine3

[Cine1] より明部と暗部のコントラストを強め、さらに黒側の階調変化をはっきりさせる。

Cine4

[Cine3]よりさらに暗部のコントラストを強める。

ITU709

ITU709相当のガンマカーブ(低輝度部ゲイン4.5)。

ITU709 (800%)

[S-Log2]または[S-Log3]撮影前提のシーン確認用ガンマカーブ。

S-Log2

S-Log2のガンマカーブ。撮影後のグレーディングを前提とした設定。
露出基準は、反射率18%グレーのビデオ出力が32%になる状態。この状態で反射率90%のホワイトに対して1300%のダイナミックレンジが得られる。ビデオ出力レベルは最大106%になります。

S-Log3

S-Log3のガンマカーブ。撮影後のグレーディングを前提とした、よりフィルムに似た特性のガンマカーブ。
S-Log2よりも低輝度側の階調を重視している。露出基準は、反射率18%グレーのビデオ出力が41%になる状態。 この状態で反射率90%のホワイトに対して1300%のダイナミックレンジが得られる。
S-Log3の特性としては1300%以上のレベルも定義されていますが、ピクチャープロファイルでは、性能とのバランスからダイナミックレンジ1300%となるように設定されます。この場合、ビデオ出力レベルは最大94%になります。

HLG

HDR撮影用のガンマカーブ。 HDRの規格であるITU-R BT.2100のHybrid Log-Gamma相当の特性。

HLG1 ※ 

HDR撮影用のガンマカーブ。 [HLG2]よりもノイズを抑えたい場合の設定。ただし、撮影できるダイナミックレンジは狭くなる。ビデオ出力レベルは最大87%になる。

HLG2  

HDR撮影用のガンマカーブ。 ダイナミックレンジとノイズのバランスを考慮した設定。 ビデオ出力レベルは最大95%になる。

HLG3  

HDR撮影用のガンマカーブ。 [HLG2]よりも広いダイナミックレンジで撮影したい場合の設定。ただし、ノイズレベルはあがる。ダイナミックレンジはHLGと同じ。ビデオ出力レベルは最大100%になる。

 

さあさあ、なんのこっちゃ!!!ですよね〜。。。

 

このブログでは映像を取り扱っているので、最も基本となる「 Cine1 」のところから見ていきましょう。

(ちなみに、「Movie」「Still」というのは「SONYが提案するカメラとしての基本特性の設定」と考えてよいかと思います)

 

「Cine1 」の解説に「HG4609G33相当」とあります。これは、ズバリ、このカメラがその基礎となっております。

 

SONY のシネマカメラの名機「F35」です。

 

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F35 は2007年〜2008年ごろにかけてリリースされた映画業界向けのピュアなシネマカメラで、数多くの作品がこのF35で撮られたと聞きます。

 

このカメラに搭載されていた「ハイパーガンマ HG」というガンマが、昨今のカメラのピクチャープロファイルのガンマの基礎になっていると考えてよいかと思います。よく考えれば、すごいことですね〜。

 

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F35 の公式書類から転載いたしました。こちらは、F35に搭載されているガンマカーブの種類で、No.4 に「HG4609G33」がありますね。α7RⅢでいうところのCine1 とは、このF35のNo.4のカーブに似せたものですよ、という意味なんですね〜。

 

「Cine2」では、F35のNo.2 のカーブに相当するよ、ということで、ホワイトリミットの扱いの違いということが言えるかと思います。

 

ちなみに、F35以後にリリースされているシネマカメラでも上記のHGという機能が継承されており、F55やF65というカメラでも同様のセッティングを持っていたりします。

 

では、このHGというガンマカーブを掘り下げてみます。

 

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こちらも F35 の公式書類からの転載です。いわゆる「ITU-R709」という日本のテレビの信号を基準にその特性をベースにして、Knee(ニー)機能を使用せずに滑らかに高輝度部分を圧縮することで、広いダイナミックレンジを確保した特性をもたせたものと考えられます。


No.1〜No.4まではホワイトレベルが109%まで使えるものとなり、No.5〜No.8 が100%でクリップされる、というのが読み取れます。そして、その中のNo2 およびNo4 が採用されているということです。

 

つまり、現代のピクチャープロファイルのCineカーブは基本的に109%までのホワイトレベルで考えられたカーブになっている、ということが言えます。

 

よって、この「Cine1 〜Cine4」までのカーブは、SONYが持つF35時代からの色の考え方そのものが色濃く反映されたカーブだということで、SONYのシネマトーンが好きな人にとってはなんともありがたいカーブだと言えるかと思います。

 

さあ、ちょっとピクチャープロファイルってものが何なのか、というのがなんとなくピン!と来だしたのではないでしょうか!!!

 

こう考えると、ピクチャープロファイルを使いこなせれば、往年のF35カラーを模した撮影ができてしまうってことで、ちょっと気分もアガってきましたでしょうかw

 

さて、ピクチャープロファイルでは、ガンマカーブに加えて、kneeポイントの調整や、カラーガモット、というものも調整できるようになっています。次回はこのあたりを掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

●Rec.709 とは 補足です。

 

Rec.709 という言葉ですが、ハイビジョンTV を活用するために策定されたものです。

 

色特性を統一規格として色管理業務を効率化したり、HDモニターの製造時(映像編集時によく利用されるマスターモニタ)の色基準となったりしております。


制作モニターをRec.709を基準にキャリブレートすると、マスモニとほぼ同じ色で作業できるということで、撮影・編集などのワークフローで、ほぼ同じ色を見ながら作業ができる、というわけです。

 

 

2018/3/25 追記

α7RⅢをベースに書いてますが、この内容、3/20に発売されたベーシックモデルの α7Ⅲ でも参考になるかと思います。

 

SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.31 〜 今更聞けない PP ピクチャープロファイル  基本その2〜

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皆さま、こんにちは。Santos です。

 

第2回 「今更聞けない PP ピクチャープロファイル」ということで、α7RⅢでの運用を考えた時に、色調整をピクチャープロファイルで行うのと、ポストプロで行う時の根本的な違いや注意点にてついて理解を深めたいと思います。

 

文字ばっかりですみません!!が、解説はそうなってしまいまっす!!!

 

ピクチャープロファイルでは、収録時の映像の色、鮮明さなどを調整することができます。そして、DaVInciなどのグレーディングソフトや、EDIUS、PremierePro などのノンリニアソフトでも撮影後の編集時に色調整の作業ができます。では、ソフトで行う場合と、ピクチャープロファイルで行う場合の違いを考えてみましょう。

 

コーデック、という言葉は皆さまご存知かと思います。各種カメラにはそれぞれに、各カメラ特有のコーデックを内蔵しています。

生の映像信号を生のまま収録するとすると、それはそれは膨大な情報量になってしまいます。よって、限られたメモリー媒体に記録するために、通常は映像信号を各種コーデックで圧縮して記録します。

 

生のまま収録するならば、RAWがあったり、非圧縮RGBフォーマットなどもありますが、限られた特定の環境やカメラでしかその収録方法は取れないのが現状です。

 

圧縮処理を行う以上、映像は少なからず劣化します。劣化を伴う圧縮のことを「不可逆圧縮」と呼びますが、撮影済みの圧縮映像素材に対して色補正などのエフェクトを行うということは、少なくとも多少でも劣化した映像に対して加工処理を施すということになります。

 

たとえば、圧縮によって階調が不足した部分や圧縮によるブロックノイズがあるとすると、その部分も含めて処理がなされ、より目立ってしまうこともあります。

 

α7RⅢの場合、例えば内部RECでの4K30P収録では、XAVC Sコーデックでの 8bit収録ということになり、各信号の階調は8bit(つまり2の8乗にて256階調)であり、正確には、4:2:0 8bit という高圧縮の収録になりまして、、、後からの色調整には実はあまり向かないコーデックだ、とも言えます。。

 

例えば、ProRes 422 10bit などの10bit階調での収録が可能なコーデックであれば10bit(1024階調)という8bitに比べると非常に豊富な階調ステップを持っており、4:2:2 と 4:2:0 の圧縮の違いもあり、編集時での色調整耐性がXAVC Sに比べると高いという特性があります。

 

この事を考えると、「α7RⅢで内部RECするのであれば、できる限り収録時に最終絵に近い色味で収録をしておきたい」ということになってきます。


ピクチャープロファイルはセンサーからの信号に対しての直下での信号処理となるため、圧縮前の信号を処理しています。よって、高階調な映像信号に対してガンマカーブの変更や色補正を行うことになります。被写体の質感を保ったまま、精度の高い映像調整が行える、ということに他なりません。

 

例えば、後処理で撮影時に黒つぶれしてしまった部分や白飛びしてしまった部分を調整しようとしても色が戻ってこない、という事があります。それは、収録時にすでに階調が失われているため(0x8=0 , 0x10000=0 !! 信号0に対して何をかけても0のまま)です。また、たとえ色が戻ってきたとしても、階調に段差ができてしまう(バンディングと呼びます)、という現象もよく起こります。

 

よって、8bit階調収録においては、ピクチャープロファイルを使って、明部、暗部に階調が残るように調整しつつ、カメラの持つ素の状態のダイナミックレンジをうまく使って、ガンマカーブも適切にあてて撮影してしまうほうが最終的な上りは良くなる傾向があると個人的に感じています。

 

グレーディングを最小限にし、撮影時になるべく意図とするイメージに近い映像を作るには、このピクチャープロファイルを使いこなすのが実は適している、と考えられます。

 

では、グレーディングが前提の「LOG収録」はどうなのか?ということなのですが、α7RⅢでの内部RECでは当然ながら8bit収録なわけでして、、、LOG収録をわざわざ行うメリットはさほどない、というのが個人的な見解であります。

 

あるとすれば「例えば真白な室内でウェディングドレス姿を収録する」といった、被写体が全体的にハイキーやローキーなど狭い輝度差な被写体に対して、カメラセッティングを後処理前提で階調を多めになるようにセッティングにしてしまって、ポスト処理であとで戻して階調を確保する、ということは考えられます。

 

つまり、「α7RⅢにはLOG収録機能があるにはあるが、基本的にはカメラ本体で色を作って的確に収録してそのまま編集する」というコンサバな思想で使うほうが何かと幸せかも、と言えるかもしれません。

 

よって「ピクチャープロファイルを使いこなせば、α7RⅢでそこそこ幸せな撮影ができますよ」とも言い換えれるかと思います。

 

ちなみに、α系を骨までしゃぶって、より高品質な仕上がりを目指したい!!ということになりますと、外部レコーダーを使って外部RECする、という方向におのずとなってくる、という事も容易に想像できてしまいますね。

 

α7RⅢのHDMI出力は4:2:2 8bit なので内部RECの 4:2:0 よりは幾分かマシ、ということになります(これが10bit出力になったらいいのになあ〜、とよく言われるところで、PanasonicのGHシリーズに注目がいく理由でもありまして。。。)

 

ということで、いかがでしたでしょうか。。文字ばっかりで、本当すみません。。。もうしばらくこんなのが続いちゃいますが、、、次回 第3回は「ガンマカーブって何すか?」ということで、ガンマカーブについて考えます。

 

それではまた!!

 

 

 

●以下、補足説明

4:2:2 や 4:2:0 というのは何か?ということなのですが、ちょっと補足します。

YUV という言葉は聞いた事ありますでしょうか?

Yが輝度(明るさ)、UVが色差(色合い)を表してまして、Uは赤と輝度の差、Vは青と輝度の差です。つまり、いずれも色差をあらわしています。

 

人間の目の視覚特性が根本になっているのですが、最も敏感に感じ取る一番感度が高いのが輝度です。それに対して、U,Vの色変化にはやや鈍感だという特性があります。この視覚特性を利用してYUVが4:4:4 つまり 4(Y):4(U):4(V)の情報量があるとして、輝度Yを4のままにして、UVの鈍感な色差情報量を減らして 4:2:2 や 4:2:0 と表現しています。

 

具体的には、水平方向のUV情報を半分にしたのが 4:2:2 であり、さらに水平・垂直方向の両方のUV情報を半分にしたものが 4:2:0 となります。こうする事で情報量を圧縮でき、非可逆的な圧縮が行なわれていることになります。

 

 

2018/3/25 追記

α7RⅢをベースに書いてますが、この内容、3/20に発売されたベーシックモデルの α7Ⅲ でも参考になるかと思います。