神戸にきてます
皆さま、こんばんは。Santos です。
今日は仕事にて神戸にきております。撮影ではなく商談ですが。
一日に何件か商談があったわけですが、その間が微妙に時間あり、三宮から元町の間をぶらっとしておりました。
久々に神戸をぶらりとしたわけですが、神戸スウィーツの代表格的なケーニヒスクローネがホテルをやってたり、これまた神戸風月堂のミュージアムを発見したり、仕事できているのになんか遊びに来たような感覚に陥っておりました。
今日は商談Dayやったので、カメラを持っておらず、、、iPhoneでパシャパシャやってただけで、それが悔やまれてなりません。。。
南京町あたりで点心ランチもしましたしw。
あ〜〜、今日に限ってカメラ持っていかなかったのがなんとも悔やまれます!!!
元町に「カメラのナニワ」を発見して30分ぐらい、Usedを見てたりもしました。まあ、あまり面白いものは、、、なかったですが。。
それにしても、やはり、いつでもどこでも、せめてコンデジぐらいは持っておきたいところだ!!と強く思ったSantosなのでした。。
(しょぼーーーん)
SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.28 〜 Cine系アクセサリーを使ってみよう【ディオプター】 〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
ZEISS Otus のフロントリングの装着によって、Cine系アクセサリが使えるようにせっかくなっているので、そうしたアクセサリのご紹介ということで、今回は 95mm径のディオプターをご紹介します。
ディオプターとは、いわゆる「接写フィルタ」や「プロクサー」と呼ばれるもの。
一般的には「フィルター形式のクローズアップフィルタ」では絵が甘くなって使えたもんじゃない、というイメージがあると思うのですが、シネマ用のものがリリースされておりそれは全く異なるほど優秀な特性を持っています。
ワタクシは ZEISS 製の95mm径 Digi Diopter を使っています。+0.5, +1.0, +2.0 の3種類がありますが、そのうちの +1.0, +2.0 を購入するに至りました。ちなみに、ARRI 製の Master Diopter と物としては同じもので、マスタープライム用なので径がより大きいという違いのみです。
マクロレンズがあればいい、と言えばそれまでかもしれないのですが、「Otusの持つレンズ特性をそのまま活かしてマクロ撮影がしたい」というワガママなワタクシ。ということで、シネマ用のディオプターにたどり着いたということであります。
ZEISS製以外には、LEICA製のディオプタ「cine macrolux」もリリースされておりますが、品質的にはどちらも同じぐらい高精度なものです。
( LEICA cine macrolux )
超高精度なクローズアップレンズと考えれば良いので、レンズの焦点距離が長ければ長いほどディオプターの効果が強くなります。後玉径および前玉径が共に95mmとなっており、ディオプター本体に連結して重ねて使えます。
「重ねると絵がホワホワになってしまうのでは?」という心配が当然ながらあるわけですが、実際のところ3枚程度までなら実用域かと感じます。
ディオプター装着でのそれぞれの撮影サンプルをアップしておきます。
( Otus 85mm 最近接撮影 )
( Otus 85mm + Zeiss Digi Diopter +1.0 装着 )
( Otus 85mm + Zeiss Digi Diopter +2.0 装着 )
( Otus 85mm + Zeiss Digi Diopter +1.0 & +2.0 = +3.0 の重ね装着 )
いかがでしたでしょうか?
シネマ系アクセサリーは陳腐化することのない投資効果の高いアイテムが多く、丁寧に使えば一生物であります。
また、このディオプターは各社レンタル会社でも1日3000〜4000円/枚 程度で借りられるので、興味のある方はレンタルして使用するのも良いかと思います。
それではまた!!
SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.27 〜 タイムコードがしっかり使えるα7RⅢの恩恵〜
皆様、こんにちは。Santosです。
今回はα7シリーズが持つタイムコード機能について考えたいと思います。
α7RⅢだけではなく、これから発売となる α7Ⅲ 、α7RⅡやα7SⅡ、α6500 などでも同様なのですが、α7シリーズでは業務用カメラとほぼ同様のタイムコード機能が搭載されています。これは個人的にはかなり画期的なことだと考えてまして「タイムコード機能がある=業務機の資質がある」という一つの基準でもあるとも思っています。
「タイムコード、あまりよく知らないや」という方のために少し解説をば。
例えばyoutubeなどでの映像再生時、再生中に何時何分何秒、というタイムカウンター表示が行われますね。いま見ている映像が「頭から何分何秒の位置にあるよ」ということで、映像内の時間指定などに使えます。
タイムコードとは、こうしたタイムカウンター機能を拡張して、業務でも使えるようににしたものと言え、通称「TC」とよんだりします。業務カメラのタイムコード機能は民生のタイムカウンターとは機能が異なってます。たとえば、
・0分0秒からスタートだけではなく、好きな開始時刻に「プリセット」できる
・フレーム番号までカウントされ、映像を1コマ単位の精度で扱える
などがあります。
日本、アメリカでは、1秒間に30フレーム表示の60iで使用されるSMPTE規格のタイムコードがあり、SMPTEタイムコードと呼ばれます。
(業務カメラの例)
α7シリーズには、こうした業務機としてのSMPTEタイムコード機能が搭載されているため、業務機とほぼ同様のタイムコード運用ができるようになっています(外部同期やゲンロックなど放送用プロフェッショナルな機能はないが)。
撮影者が任意にセットできる「ユーザービット」(UB)という機能がありますが、それももちろん搭載されています。
ユーザービットは、撮影者が任意に指定した8桁の動かない数値を記録し続けることができ、年月記録に使ったり、リール番号を意味する記載をしたり、という使い方ができるものです。
また、ドロップフレーム(DF)、ノンドロップフレーム(NDF)の選択ももちろんできるので、業務カメラと混ぜて撮影する場合などは、タイムコードをフリーラン、TC Format をDFにしてタイム合わせをしておくと、編集時にマルチカム編集するときの同期取りに使えたりします。
タイムコードがちゃんと扱えるα7シリーズはもはや民生機の範囲を超えており、「いよいよ民生だの業務だのという垣根がなっくなってきたな」という時代の流れを感じてしまいます。
2018/3/25 追記
α7RⅢをベースに書いてますが、この内容、3/20に発売されたベーシックモデルの α7Ⅲ でも参考になるかと思います。
Fujifilm の新カメラ X-H1 を導入しましたよ
皆さま、こんにちは。Santos です。
3/1 にFujifilm から新発売となりました X-H1 を事前予約にてゲットいたしました。
それから約1週間ほど。まだ梱包をあけて数日使っただけですが、まずはファーストインプレッションということで、記事にしておこうと思います。
富士フィルムのカメラは、個人的にはまさに18年ぶり。昔にFinePix S1 Pro というニコンFマウントになっている一眼レフ以来であります。S1 Pro は、その当時は画期的だったわけですが、まあなかなか階調や感度特性などは厳しいものがありまして、、、すぐに手放してしまった記憶が蘇ってまいります。
(S1 Pro というカメラが昔リリースされていた)
その時のイメージが強くこびりついているため「富士フィルムのカメラなんか!」ということで、食わず嫌いしていたのですが、どうもX-T2あたりから周りの評判が高くなってきたため、これは勉強しておくべき、ということでゲットすることになりました。
まだXマウントなレンズはこの 23mm F2 一本のみ。とりあえずはこのベーシックな一本でカメラとしての素質を探ってみてから、今後を考えたいと思ってます。
まずは何も考えず、銀座をブラブラしながら持ち歩いてみてスチールスナップを20枚ほど、シャッターを切った中からの作品をのせてみます。
X-H1 に23mm 単焦点で撮影し、その場で wifi接続でiPhone をつなぎ、そのまま吸い上げただけのものです。いや〜〜、いい感じではないですかね〜〜。
これはクラシッククロームの設定にしてますが、フィルムシミュレーションの恩恵は絶大。RAWはなくてもいいな、 Jpegそのままでいいな、というのが第一印象。
そして、シャッターもふくめ非常にレスポンスが早い、軽い。
ということで、まずはX-H1とのいいスタートを切りました。
桐島ローランドさんのフォトグラメトリースタジオ AVATTA に初潜入!
皆さま、こんばんは。Santos です。
今日は以前からのカメラ繋がりでのお知り合いの 桐島ローランドさんのフォトグラメトリースタジオ AVATTA におじゃましてきました。
ということで、その特別号としてブログをお送りします。
桐島ローランドさんとは仕事というよりはプライベートでのお付き合いでして、カメラオフ会がてら中華を食べる、的なお付き合い。
で、しばらくお会いしてなかったのですが、ようやく縁あってAVATTA を訪れることができました。
てか、顔出ししてもうたですな、写真w あかんですねー!、おっさん顔がバレるですわねーーー、、まあ今回はしゃーないな、ということで、アプしてます。
AVATTA は約4年前、3Dポリゴンでのアバター的な人体のスキャニングをテーマに即座にアバターモデリングができる日本初のスタジオとしてオープンされました。
初期のころの状況からして、かなりの進化をされてました。
パノラマをiPhoneで撮ってみましてが、120台を超えるNikonにかこまれつつ、全台がシンクロして同時撮影される感覚はなんとも初体験!!
これら無数の写真データからポリンゴンデータ化され、3Dモデラーに持ち込めるまでが数十分というスピーディーさ。これには圧巻であります!!
そんな新感覚の撮影を経験しつつ、自分自身も今業態に縛られることなく、自由な発想でブレイクスルーしたいな、と感化された次第です。
ワテも頑張りまっせ!!!
SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.26 〜 レンズギアでスチールレンズをCineMod. しよう〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
本日のお題は、スチールレンズに0.8ピッチギアを装着してフォローフォーカスを使えるようにするギアのご紹介です。
(ZEISS CP.2 シネマレンズの例。フォーカス、アイリスに0.8ピッチのギアがついている)
シネマレンズには上写真のようにギアが搭載されているのですが、スチールレンズに後付けでギアをつけてしまおう、というアイテムが各社から多数リリースされています。
ZEISS 社からも純正でリリースされている LensGear というアイテムがあります。ワタクシの場合はOtus用に純正の LensGear を使用しています。
軽量アルミからの削り出しで非常に高精度のギアなので、耐久性があり、装着および脱着がスピーディーにできることから、使い勝手がすこぶる良いのです。
サイズは4サイズあり、上記のZEISSサイトにて、各ZEISSレンズとのフィッティング表が公式に公開されています。
フォローフォーカスを使用するシーンは、実際のところ、α7RⅢでの動画撮影ではそう多くはないとは思いますが、85mmなどの中望遠以上を使ってフォーカストランジションをじんわりと行う、といったショットを撮る時にはフォローフォーカスがあると成功率とトランジション品質が向上します。
Loxia には、その小さなボディーサイズを損なわないように、Zacuto のZipGearを装着したままにしています。
こちらはギアがプラ製で、レンズごとにカットして装着するため使い回しはききませんが、本体サイズも小さく軽いため、付けっぱなしにするには良いアイテムです。
上記のZacuto Storeから個人輸入でもいいですし、日本の各社販売店でも入手できます。
また、Broken Anchor Design社のZEROというギアもなかなか品質の良いギアです。
こちらはラチェット式の3点クランプ式になっており、作りも金属製で高精度。レンズ本体の径が 60〜92mm までのレンズに装着できます。
ギア径が大きいためどちらかというと望遠系ズームに合うギアだと感じますが、1個これを持っておくと非常に便利です。以下のサイトから購入できます。
こうしたアイテムは一度購入すれば陳腐化もせず、傷つけたり壊さない限りはずっと使えるアイテムなので、しっかりとした作りのものをセレクトしておくのがシアワセかなと思います。
SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.25 〜 マイメニューを使いこなそう 〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
さあさあ、気を取り直して、今週もがんばってブログ更新でございます。
「α7RⅢで動画+写真の仕事をこなすコツ」と題したTips的特集もなんと今回で 25回目(vol.0 も入れると26回目)となります。
なぜ「気を取り直して」なのかと申しますと、「動画撮るなら、新発売になる α7Ⅲ(ベーシックモデル)でいいんじゃねーっすか?」ということでありまして、、この内容はそのまま「α7Ⅲで動画+写真の仕事をこなす」と考えてもいい感じだったりも致しまして。
いまα7RⅢが2台ですが、いまから本格導入されるなら「α7RⅢ と α7Ⅲ」で十分かな、と今ではおもいますです、はい。。。
ということで、気を取り直して、、、今回のお題は「マイメニュー」であります。
「マイメニュー」は書いて字のごとく「自分のメニューをカスタムして登録しておけますよ」という機能であります。
カスタムキーに続き、マイメニューを作成しておくことで、「カスタムキーにアサインするほどは使わないが、そこそこ頻繁に操作する機能(または、簡単にボタンで変えられたら事故の元になるような機能)」を自分用のメニューとして作成することができるというもの。
(Canon のマイメニュータブ。★マークなのはおなじなのね。)
Canon EOS をお使いの方々にはもうおなじみの機能ですが、ようやくこの機能がα9移行で搭載され、α7RⅢ、α7Ⅲにも搭載されています。地味ですが、オペレーション上で大きな改善になっていると感じています。
カメラの設定メニューはモデルが新しくなるにつれて複雑化していく傾向があり、今や「これでもか!!」と言えるほどの設定項目が無数にあります。人によって、撮るジャンルによって、頻繁に使う機能も様々になってくるのは当然のことで「使う人次第でいいように料理してくださいな」という流れにはなってきてしまいますね、昨今のカメラは。
よって、マイメニューがあることで、素早く必要な機能にショットカットしてアクセスできるということは想像以上に使い勝手がよくなるわけです。
こうしたカスタム情報をメモリーにも記録でき復元できるので、カスタムへの依存問題もこれであれば解決できそうです。
2018/3/25 追記
α7RⅢをベースに書いてますが、この内容、3/20に発売されたベーシックモデルの α7Ⅲ でも参考になるかと思います。