ARRI Rota Pola Frame (マットボックス専用 偏光フィルタ)を導入しました
皆さま、こんばんは。Santos です。
昨年に新製品として発表された ARRI の新製品、Rota Pola Frame を導入しました。
いわゆる偏光フィルタ、PLフィルタ、と呼ばれるもので、ARRI のマットボックスにそのままフレームとして差し込める形状になったものです。
フレームを差し込んだまま、上下にあるノブで円形フィルターを回転させることができます。
ストッパーがあるため不用意に回らないようにもできます。
また、こうしたフレーム型のPLフレームは回転構造があることから、運用時にカタカタと音がするものも多いのですが、これはしっかりとした作りで、回転フリクションも強めなためかカタカタ音もしません。
(ハリウッドで毎年開催されるCineGearExpoで新マットボックス 4x5 と同時に紹介されていた)
この製品は昨年のNAB 2017 のARRI ブースで初めて見まして、その後、Cine Gear Expo や IBC 2017 などでも注目アイテムとして多くのDPやカメラマンが手に取っていました。
自分がよく使うフィルタは、ブラックプロミスト、ND、PL、ということで、PLフィルタをマットボックス付き運用できるようになります。
今使っているマットボックスは、2ステージのものになるので、NDとPLを同時に使用できるのが嬉しいところです。
ちなみに、PLフィルタの使用用途は水面反射除去、ガラス等の反射除去、空の色の調整、などに使っております。
マットボックスでこれらのフィルターワークを行うメリットは、レンズの前玉径に関係なくフィルタをつかうことができ、ステップアップダウンリングを駆使せずともフィルタを使用できるところにあります。また、装着、脱着がスムーズなため、一般的なネジ込み外しをする必要がなく、安全に素早いオペレーションができるというところです。
ようやくフィルタ周りが理想的な環境になってきました。