SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.12 〜カスタムキーで自分カメラに仕立てよう 「C1」「C2」「C4」へのアサイン〜
皆さま、こんにちは。Santosです。
カスタムキーに関する記事もこれで3回目。今回はシャッターボタンの近隣にある「C1」「C2」について考えたいとおもいます。
α7RⅢのボディーを操作する時、主に使用する指は、右手の人差し指と親指、そして左手の親指、の3本になるかと思います。あとの指はグリップして支持したり、レンズコントロールに費やされます。
そこで、各指に何の機能を割り当てるか、と考えるのですが、「C1」「C2」ボタンは右手の人差し指に対しての機能割り当てとなります。
さて、最も重要な「シャッター」「REC」という操作は、「シャッター」については右手人差し指、動画の「REC」については、右手の親指が担っています。ここで気をつけたいのは、「シャッターやRECの操作の時に、なるべく誤操作をしないようにしておくとシアワセ」ということ。
ということで、スチール撮影の時に、「C1」「C2」に絵に直結するような機能を割り当てた時、シャッターを無心に切っている時にふとあたってしまった時に、不意に絵が変わってしまうということになりかねないので、このボタンの使い方はテクニカルだな、と感じています。
「C1」「C2」ボタンはα7シリーズだけではなく、α6500 などにも共通して搭載されているので、ミラーレスαの共通言語的な要素となっていますね。
そこで、ワタクシは、この「C1」「C2」を積極的に使うシーンは、動画撮影の時をメインとして考えて撮影アシスト系の制御に使うようにしています。
・「C1」「C2」へのアサイン
「C1」:ゼブラ表示切替
「C2」:ピーキング表示切替
動画撮影の時、なるべく「REC」ボタン周辺のボタンは使わないようにして、誤動作を防ぐようにしたいので、動画撮影時に多用する「ゼブラ」と「ピーキング」を「C1」「C2」へと割り当てています。そうすれば、右手人差し指にEVFの見え方周りを集中させれますし、右手親指は「REC」にある程度集中できるようになります。
ちなみにピーキングを「C1」ではなく「C2」に割り当てているのは、ピーキングの方がゼブラより多用するため、指が自然と届きやすい位置になっている「C2」にしている、という理由です。
また、「C4」は撮影中に触るというよりも、ショートカットキーとして使うことにして、wifi 転送をよく行うので、その割り当てにしています。
ということで、なんとも地味な記事になりましたが、こうした操作系は基本の基本だと思っているので、もうしばらくカスタムキー周りの記事が続きます。
※今日〜明日にかけて終日、企業VP系のロケのため、明日は記事更新をお休みいたします。次は週明け月曜日 (休日版は気が向いたらアップしますが) に。ではでは!
2018/3/25 追記
α7RⅢをベースに書いてますが、この内容、3/20に発売されたベーシックモデルの α7Ⅲ でも参考になるかと思います。