santosのカメラ・機材日記

santos のカメラ日記です。不定期更新ですが、マイペースで書いてます。

SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.6 〜ZEISS Batis プライムレンズの魅力〜

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皆さま、こんにちは。Santos です。

 

自分はわりと ZEISS 好きなところがあって、ZEISS に対してやや依怙贔屓なところがあるかもしれませんが、ZEISS 社のこれまでの成り立ちや歴史、考え方、生産工程などを実際に目にして者としては、この上ない信頼を置いております。

 

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2017年にドイツのオーバーコッヘンにあるZEISS本社へ取材へ行く機会があり、その経験からさらにZEISSへの愛が深まったようにおもいます(→どうでもいい話ですね、、、すみません)

 

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そんな中で最近、ZEISSSONY Eマウントに力を入れてるなと感じてなりません。Loxia シリーズに続き、Batis シリーズを短期間にどんどん投入しています。

 

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ラインナップとしては標準域以外の展開から始まっており、18mm F2.8, 25mm F2, 85mm F1.8, 135mm F2.8 がリリース済み。

 

個人的には標準域が出ることを楽しみに待ってるわけですが、まだその噂は伝わってきません。35mm, 50mm を出してもらいたいところなんですが、LOXIA との兼ね合いというのがあるようです。

 

Batis の特徴はエンジニアリングプラスチックを積極的に使った筐体による軽量設計、オートフォーカス、そしてBatis特有のアイコニックな有機ELによる情報表示を備えたレンズシリーズだということ。

 

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無限遠の時の表示

 

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被写界深度範囲が左右に数字で表記される

 

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近くなると被写界深度表示が変わる

 

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 最近接での表示

 

描写感はLoxia とマッチング良く、ZEISS らしいコッテリとした色乗り、開放から十分に実用と思えるシャープさを兼ねてます。歪みもほとんど気にならない程度に補正され、素直にバシッときまる描写がなんとも気持ち良い。

 

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85mm F1.8 はフィルター径67mmというコンパクトなボディに、なんと光学手ぶれ補正まで内蔵してまして、α7RⅢボディーと協調動作するようになってます。

 

個人的に、85mm という中望遠な焦点距離ではアイリスフォローするシーンは過去にほとんどなかった、ということもあり、85mmについてはLoxiaではなくBatisをチョイスしています。背景ボケを狙いたい時、特にインタビューのシーンで自然な距離感でインタビュイーの表情を捉えたいときに多用してます。Batis 85mm を1本入れておけば、非常に心強いのであります。

 

Batis 85mm は 本体重量も 475g ということで軽く、カメラバッグに忍ばせておくにはちょうどいいサイズ。使うかどうかわからないがとりあえず入れておくにも苦にならないわけです。

 

こうした優秀で手の届きやすいレンズが出てきているということで、α7RⅢを使うならこのレンズを使わない手はないと言えるかと思います。