ロサンゼルス国際空港でトランジット
皆さま、おはようございます。Santos です。
ただいま現地時間でお昼の1時過ぎ。
羽田からロサンゼルス国際空港に到着しました。
アメリカン航空は初めてですが、Tom Bradley についてトランジットです。
入国審査はAPCという自動受付機がズラッとふえて、どうも事前入力できるアプリまであるようです。よって、航空機内でこれまで書かねばならなかった申告書は実質上不要となってました。
預け荷物は一旦ピックアップして、再度預けるという流れはこれまでと変わらずですが、昨年に比べちょっとだだけ便利になってました。
JAL のサファイア会員になってるからか、アメリカン航空のフラッグシップラウンジに入ることができまして、いまそこからこのblogをアップしております。なかなか快適なラウンジで、JAL さまさまであります。
ということで、そろそろトランジットの航空機に乗り込みます。
それではまた!
ラスベガスへ向かいます
皆さま、こんにちは。Santos です。
毎年恒例、放送機材展 NABの季節がやってまいりました。
ということで、これからラスベガスへ向かいます。
アメリカには毎年この時期、今回で7年目。
皆勤賞〜w (NAB自体は5年目)
今回の旅は、ラスベガスでのNABののち、ロサンゼルスへと陸路で移動して、数カ所の取材日程を組んでおります。
これまではデルタで移動してたのですが、昨年に東京銀座スタジオを作ってからというもの、JALでの大阪東京の往復が頻繁になったので、マイルを統一すべく、ワンワールドメンバーのアメリカン航空で今回は飛びます。
ワンワールド提携ということで、JAL SAKURAラウンジで搭乗までゆっくりさせていただきました。
今回は毎年に比べやや短めの旅程ですが、濃い時間を過ごしたいと思います。
ということで、そろそろ搭乗時刻。いってきまーす!
SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.35 〜 今更聞けない PP ピクチャープロファイル 基本その6〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
本日から新年度に入りました。年度末もありblog更新も数日ぶりとなってしまいました。。。が、あまり飛ばし過ぎるのも体に悪いので、もう少しゆったりと更新していこうかなと思ったりしております。
さて、今回のお題は「今更聞けない PP ピクチャ〜プロファイル 基本その6」ということで、ガンマカーブの調整機能に着目して掘り下げていこうかと思います。こちらもかなりボリュームがあるため、数回にわけてお送りいたします。
ガンマカーブはすでに解説済みなわけですが、ガンマ調整というものは昔は放送局などの「ビデオエンジニア」という人が使う特別な機能だったわけです。よって、使いこなすにはそれなりの基礎知識が必要ですが、使いこなせば、例えば「基本的にF35のシネマトーンをベースにするが、全体はもう少し明るくして暗部はしっかり暗くしめたい」など自分のイメージの作り込みがある程度できるようになります。
よって、ガンマカーブを好みに調整するための項目が多数あり、その中で良く使うのがこういった項目です。
- ブラックガンマ
- ブラックレベル
- ニー補正
ということで、まずはブラックガンマからいってみましょう〜。
(SONYさんのサイトより転載です)
上記に、SONYさんのサイトから概念図を転載いたします。これはガンマカーブを表していますが、その中で「+7、-7」と書かれた箇所があります。この部分のカーブの形状を変えてカスタマイズするのが、ブラックガンマです。
つまり、ブラックガンマは暗部のガンマ特性(階調特性)を補正する機能ということであります。
α7RⅢを含むα7シリーズのPPでは、ブラックガンマはその調整の適用範囲が「狭、中、広」の3段階から選べ、その補正範囲が「+7 〜 -7」までの15段階ある、ということですね。
ガンマカーブを「ざっくりと」、主に暗部を中心として好みに補正するのに適した項目です。
自分が使うときは「暗部の締まりをもうちょいしめたいな、でも潰したくはないな」という時に使っています。よって、範囲は「狭」にして、マイナス方向に調整する、という具合です。
[範囲]のブラックガンマが効き方ですが、[狭]では黒ぎりぎりの部分、[広]ではグレー (目視で33%程度でしょうかなね) まで効きます。全体的に効かせようとするなら「広」を選べば、カーブ特性そのものを「ざっくりと」明るくしたり暗くしたりできる、ってことでもあります。
では、「ブラックガンマ」と「ブラックレベル」は何が違うのでしょうか?
ブラックレベルは、黒信号そのものをどこに置くかを調整する項目です。端的に言えば「黒を潰す、浮かす」ということであります。マイナスにすると黒がつぶれてゆき、プラスにすると黒が浮き上がってきます。マイナスに調整してゆくと暗部階調が「切り捨てられ」てゆき、見た目にはハイコントラストな映像になる、というわけです。
よって「基本になるガンマカーブを選び、ブラックレベルで黒基準をどこにするかを決めて、そこから「狭、中、広」の範疇で階調性をブラックガンマで補正する」というのが基本的な使い方となるわけです。
これの流れを覚えておくと良いかとおもいます。
それでは、次回は「ニー補正」について解説いたします〜。
(って、前回もそういってたんじゃねーかよ、なんですが、、、ブラックガンマを先にやっちゃいました〜)
SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.34 〜 今更聞けない PP ピクチャープロファイル 基本その5〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
「今更聞けない PP ピクチャープロファイル 」基本その5 ということで、その4からの続きです。
今回もこのグラフを使うので再度転載します。
(SONY社技術資料より転載です)
それでは、今回は α7RⅢ でのカラーモード(色域のこと)の一覧を見ていきます。
カラーモード
Movie |
ガンマが[Movie]のときに適した色合い (ピクチャープロファイルを使用しないときの、動画用の標準の色再現)。 |
Still |
ガンマが[Still]のときに適した色合い (ピクチャープロファイルを使用しないときの、静止画用の標準の色再現)。 |
Cinema |
ガンマが[Cine1]、[Cine2]のときに適した色合い。 |
Pro |
ソニー放送用カメラの標準画質に近い色合い([ガンマ]の[ITU709]と組み合わせた場合)。 |
ITU709マトリックス |
ITU709相当の色合い([ガンマ]の[ITU709]と組み合わせた場合)。 |
白黒 |
彩度を0にし、白黒で撮影する。 |
S-Gamut |
[ガンマ]が[S-Log2]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。 |
S-Gamut3.Cine |
[ガンマ]が[S-Log3]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。 |
S-Gamut3 |
[ガンマ]が[S-Log3]のときに使用する、撮影後のグレーディングを前提とした設定。 |
BT.2020 |
HDR撮影用のカラーモード。 [ガンマ]で[HLG][HLG1][HLG2][HLG3]を選択したときの標準的な色合い。 HDRの規格であるITU-R BT.2100相当の色域仕様。上記ガンマカーブを選択したときのみ選択可能。[BT.2020]選択時、カメラの仕様によって、カラーバーは正しく出力されない場合があります。 |
709 |
HDR撮影用のカラーモード。 [ガンマ]で[HLG][HLG1][HLG2][HLG3]を選択して、HDTV形式(BT.709)の色で記録する場合の色合い。上記ガンマカーブを選択したときのみ選択可能。 |
上の表はSONYさんの公式の資料からの転載です。
これを見ると、カラーモードでは各種のカラースペースが用意されていて、ガンマカーブとの組み合わせは自由にできるようになっていることがわかります。
ここで「カラーモード」なんていう名前にするからわかりにくいんや!と個人的には言いたいのですが、、、「カラースペース」とか「色域」とかにしてくれたらいいのにね、と個人的には思うところ。。ですが、これはですね、これまでの業務用カメラに搭載されているピクチャープロファイルの時代から使われていた言葉で、その流れを汲んでカラーモードという言葉が使われているものと思われます。
このガンマカーブの時にはこのカラースペースがおすすめよ、という書き方がされているのは、ガンマカーブが輝度を定義していて、カラーモードが色域を定義しているからであります。理屈上での「輝度と色域を分けて考えるのよ」という事に見事に対応しているわけで、ピクチャープロファイル機能がまさにプロのためのものだ、ということを示していると感じます。この記事を書いている2018年3月時点では、この設定方法というのは非常に合理的だなと思うわけです。
まあ、要するに、SONY社から言わせれば「ピクチャープロファイルを使いこなすからには、これぐらいは理解しておいてね」というメッセージのようにも思ったりいたしますw
こんなのが市販カメラに乗ってしまっているわけで、それこそ コンデジのRX100M5などでも使えたりするわけなので、驚きであります。
ちなみに、この状況がやはりややこしいよね、となったのかどうかわかりませんがw、、、2016年7月に、HDRの国際規格「ITU-R BT.2100」が新たに制定されました。(ここで規定されてるガンマカーブはまた新たなガンマカーブになってますので、これにも注意が必要なんですけどもね。。ややこしい!!)
これにより、HDR作品撮りの設定はよりシンプルにできるようになってくるんだろうね、と思うわけです。これから先に発売される新機種にはこうした新規規格がそのうち乗ってくるのかあと推測してます。
さて、ピクチャープロファイルの話に軌道修正しましょう。
ピクチャープロファイルを勉強していくと、途中でどんどん泥沼にはまるような感覚になってきます。それは、このx,y,による色表現と、H,L,S の色表現の概念が混じっているからではないかとワタクシは考えています。
(こちらもSONY社の技術資料より転載です)
はい、こちらも色概念の図です。
こちらは、Hue( ヒュー / 色相 )、Saturation(サーチュレイション / 彩度また は飽和度)、Luminance(ルミナンス / 輝度)による3つの軸による色空間の概念図です。
色空間の表現方法には幾つもの表現方法があり、加色法もあれば減色法もあり、例えば、RGB、CMY (K)、Lab、などもよく利用される表現法であり、xyzもHSLもその一つと考えて良いかと思います。
ピクチャープロファイルを理解する上では、カラーモードでの定義色領域については x,y のグラフで理解して、各種ガンマカーブのカスタマイズにはこのHSLの色表現で理解すると良い、と思います。
各論点によって、どの色表現が適しているか、ということで表現法を使い分けている、ということであります。
長々と、、、長文になりましたが、、、これでもかなりはしょっての解説でございまして、、、まずはこれが腑に落ちるまで繰り返し頭の中を整理していただければ、、、色調整への基礎体力がついてくるかとおもいます。
それでは、次回こそはkneeについてお話しいたしましょう。それでは、ごきげんよう〜
●補足:ガモットという言葉
ガモットという言葉もよく出てきます。これについてちょっとだけ補足いたします。
色域(カラースペース)とガモットの違いについてですが、こう考えてください。
色域とは、色空間全体のことを指すのに対して、各デバイスが表現可能な色の領域のことをガモットと呼びます。
例えば、この図の左のグラフで言うと、これは3つの三角形がカラースペースを表現しています。このカラースペースというのは「理論値」であって、このカラースペースを各デバイス(たとえばモニターやテレビ)が100%表示しきれるわけではなく、各モニター特有の表示できる色領域というものが別に存在するわけです。その各デバイスに特有の色表現可能空間のことを「ガモット」とよんでいます。
似通っているため、混同して普通なのですが、、、このようにカラースペース、とガモットというのが業界的には使い分けられているので知っておくとよいかと思います。
SONY α7Ⅲ ベーシックモデル、大人気のようですね〜
皆さま、こんにちは。Santosです。
今日と明日の2日間、代休ということで休暇を取っています。ということで、休日バージョンでのブログ更新です。→あまり頑張ってない記事ってことですがw
SONY の新カメラ α7Ⅲ ベーシックモデルが 2018年3月23日に発売され、周りでも注目度がかなり高いモデルになってます。
発売されて数日ですが、あちらこちらで在庫切れ。なかなかの勢いを感じます。
今年の2月に行われた CP+ 2018 の会場で事前に見てきましたが、話題性で言えばトップクラスの注目度があるなと感じていました。リリース後の動きを見ていると、改めてこの機種の人気ぶりが凄いことになっているな、と。
周りでもα7Ⅲをすでに購入したプロの方達もたくさんいまして。「俺は買わないかなあ〜」とおっしゃってた方も買ってたりしてですねw
発売直後の現在、おおむね最安値で ボディー価格が 22万円台。
α7RⅢの価格は、リリースされた 2017年11月でおおむね36万程度からスタートして4ヶ月ほどで約3万円の値下がり。α7Ⅲのリリースの影響は少なからずあるんだろうな、という推移。
今はまだα7Ⅲもファーストロットにて個人的にはしばらく待ち。
特に急いで導入しないといけないという状況でもないので、半年ぐらいして一通りファーム関係も落ち着いたらサブ機に導入してみてもいいかな、という雰囲気で見ております。
今の推移からすると、半年後には20万程度になってそう、ということで昨今よく言われる「必要になった時が買い時」という鉄則にあてはまるな、と。
販売店さんに聞いてみたとこと、今回の動きはこれまでのα7RⅢの時とはちょっと違うようで、Canonなどからのシステム変更での購入や、初めての一眼ミラーレスでの購入、といった方々が多い傾向、というコメント。
ということで、市場勢力図がちょっとづつ変化してきているということなんでしょうかね。そして、Canon EOS系へのもたつき感を感じているユーザーがそれなりに多いのかな、とも。。。
休日の朝からこんなことを考える Santos なのでした。ではでは。
SONY α7RⅢ で動画+写真 の仕事をこなすコツ vol.33 〜 今更聞けない PP ピクチャープロファイル 基本その4〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
「今更聞けない PP ピクチャープロファイル 」基本その4 では、前回のガンマカーブから関連して、輝度と色域、について理解を深めたいと思います。これに関連して、少しだけHDR、BT.2020、BT.2100 、HLG、HSL にも触れていきます。
前回終わりで「次回はKneeポイントについて言及する」とアナウンスをしていましたが、その前に輝度と色域について触れておく方が理解がしやすいかなと思いまして。
前後してすみません。
また、書いていくと内容的にかなりボリューミーになったので、2回にわけてお届けします。
ということで、輝度、色域(カラースペース)についてのお話です。
(SONY社技術資料より転載です)
はい、カラースペースと、カラーボリュームについての概念図をSONYさんの技術資料より引っ張ってきました。これがカラースペース、色域ってやつです!!
見たことありますよね、こうゆう図。
この図、昨今ではヨドバシカメラの店頭でもこれがPOPになって置かれてたりもするぐらいポピュラーになりましたよね〜。
で、これを見て「ふむふむ、なるほど!」と理解できる方はもうこの回は読まなくても大丈夫っす!!!!!次回をお楽しみに〜。
ということで先に進んでいきます。
なぜ先に色域について話しておこうと思ったかと言いますと、昨今話題になっている「HDR」の存在があるためです。これが非常に紛らわしいことでして、色域とHDRというのは分けて考える必要があったりします。ということでちょっとだけHDRについて触れておきます。
HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称です。
今現在のテレビ放送をイメージすればいいのですが、通常の映像はSDR(スタンダードダイナミックレンジ)と呼ばれています。
それに比べてより広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)( = より広い輝度レベル)を表現できる表示技術です。
SDRが輝度レベル100%なのに対して、HDRでは1000%に拡張されますよ、というものです。
それに対して色域というものについて、前回補足でBT.709(Rec 709)について補足しましたが、これまでの709に対して新規格をBT.2020と言います。この新しい色域についてはすでに国際基準が策定されてまして、NHKとBBCで共同で策定したのがHLGという規格です。これは今のテレビとの互換性を持たせたガンマカーブでして、α7RⅢでサポートしているのもこのHLG方式です。→ガンマカーブのリストの中のHLGという名のカーブがそれにあたります。
α7RⅢでは、カラーモードとしては今のテレビで表示可能なBT.709と4Kテレビ用のBT.2020を選択できるようになっています。
BT.2020で色域が広がるので、より立体感があり鮮やか映像が楽しめるようになる、というわけです。
上の図の左側のグラフを見てください。緑色の三角がBT.709 つまり、今現在のテレビ放送の色の領域(色域)となりまして、新しい規格のBT.2020 は赤い三角の部分となり、BT.709 にくらべて大きな三角の領域になっているのがわかりますね。よって、色域がBT.2020で拡張されているよ、ということが直感的にわかるわけです。
ということで、この図について理解を深めることが、色域の理解につながりますので、ちょっと長文になってしまうかと思いますが、、、
では、この左の図のグラフについてもう少し深掘りしてみましょう。
このグラフ、なんとなく「色の範囲を示しているのだな、」というのは見た感じで直感的にわかるかと思うのですが、具体的に何の色の範囲を示しているのか、ということなんです。
これは「人間の目が認識できる色の全領域」が色のついている円弧範囲となっています。つまり、色のついた円弧範囲外のグレー部分は不可視光であり、例えば赤外線や紫外線にあたる領域になります。
X軸方向には 小文字の 「x」、Y軸方向には小文字の「 y 」が記されていますが、XYZ(Yxy)表色系とよばれる色表現法からきています。これは現在CIE標準表色系として各表色系の基礎となっており、この表現方法は人間の目が持つ特性の3刺激値が根本となってまして、色度図を使って色をYxyの3つの値で表します。
Yが反射率で明度に対応し(ここで言うところのHDRの概念がそれにあてはまる、3次元的に表せばカラーボリュームとなる)、xyが色度になります。無彩色は色度図の中心にあり(これが白色点)、彩度は周辺になるほど高くなります。
このあたり、やりだすと終わらないくらいボリューミーなので、参考サイトとしてコニカミノルタ社のサイトを紹介しておきます。以下にリンクをはります。
ここに非常に詳細な解説が書かれてまして、このページが参考になるかと思います。
(コニカミノルタ社の解説サイトから抜粋により転載です)
人間の目に見えるのは可視光線領域の波長の光です。いわゆる、虹の色の範囲が可視光と考えるとわかりやすいかと思います。光というのは色そのものではありません。
「目に光が入ると網膜が刺激され、視感覚を起こす」わけです。
目に入ってきた光に目の網膜が刺激を受け、脳が反応することによって初めて「色」という概念でもって認識されるのです。
色の全成分(赤・橙・黄…)の中の「赤R」・「緑G」・「青B」の3つの色が一般に、光の三原色 (RGB) と呼ばれています。
人間が色を知覚できるのは、この三原色の光にほぼ対応した感覚(センサー となる細胞)が人間の目にあるからと考えられてます。
学術的なことはこれぐらいにしましてですね、、、
平たく言うと「人間の目の色の見え方の標準はこれだよ」というのがわかっていて、それをベースにしたYxy表現は人間が理解しやすいグラフとして表現されているので、その色表現を使うとわかりやすいよね」ということになり、上記のグラフの表現の仕方がされるようになった、ということであります。
よって、個人差は当然ながらあるものの、人間の目が認識できる色全域の中で、なるべく多くの範囲をカバーできれば、現実世界により近づいた映像表現ができることになり、没入感やリアリティーをより感じるようになるわけです。
これが 色域 と呼ばれるものの概念です!
BT.2020 では、「色域 = 色の鮮やかさ」について拡張されたわけですが、そこには「明るさ」の定義がありません、そこで「HDR」という規格により、明るさについても定義することで「カラーボリューム」ということで立体的な色空間を定義しているということで、上記図の右のグラフがHDRの概念図として示されているわけです。
さあ、ややこしくなってきましたね〜。。。
ということで、覚えておくことはこの2つです!!
- BT.2020 がより広い色域を定義していて、HDRはより広い明るさ(ダイナミックレンジ)を定義しているので、分けて考えてね。
- 「4K収録で HDR やりたいぜ!」となったら、カラーモードを BT.2020 にして、ガンマカーブを HDR を選ぶのよ。
この2つをまずは覚えておくと良いかと思います。
それでは、続きは次の回にて。
変態カメラシリーズ vol.6 〜レンズ遊び 2015年ごろ〜
皆さま、こんにちは。Santos です。
休日ということで、久々に「過去の変態カメラ」シリーズってことで、お写真さがしてみました。
というか、今日は午前がスタジオ収録でつい2時間ほどまえに仕事終わって午後がフリーってだけなんですけども。。
ということで、いってみましょう!!
いまからおもえば、これはもはや変態行為だよね、と思える。F55にREDの単焦点300mmなんていうど変態!!よくこんなのやってたなあとおもうw
はい、なにやってんすかねw EOS M2 にEF85mm f1.2 って、けっこう変態領域。でも見慣れてると普通と思えるのが不思議〜〜
車の助手席にカメラ乗せてドライブへ〜〜。って、カメラちゃんがC300 PLマウンドバージョンってのは、お散歩にはやはり変態すかね〜〜w
春はタケノコの季節ですね〜〜
音声さんのステディーカム体験遊びの図。これで外歩いて変態感MAXでしたなあ。懐かしいなあ。
全部CANON純正だけだなあ〜〜。なんだかなあ〜〜。変態!!
アメリカのNABでの変態体験の時のワタクシのお写真出てきた〜〜。プロンプターがついたステディーカムやんけ〜〜。クソ重かったのを思い出したぞ〜〜。
MoVI M5 に乗せるとなんとなく変態感がマシマシなんすけどー。でも、普通か、これは。
ジンバル並べたら、、、やはり変態か、、、
F55にEFレンズはなんだかやはり変態領域なきがするのよね〜〜。こんな現場もあったなあ〜〜
あら、懐かしいお写真〜〜。たべちゃんですやーん。この方は別に普通の方ですよ〜〜、そのはずですよ〜〜w
お手手に中判とマイクロフォーサーズもってこのニンマリ顔が忘れられません。
二刀流だぜ〜〜、的なw
重すぎすよ!!変態!!
ということで、変態カメラシリーズ、いかがでしたでしょうか。
蔵出しお写真、まだまだありそうなので、また気が向いたときにでも続編を書ければとおもいます。
晴れやかな 良き休日をお過ごしください〜〜。